Sunny-広島編

実は広島でのライブが決まった時から、絶えず緊張が続いていた。本当にお客さんが来てくれるのか。そもそも自分を聴いてくれてる人たちはいるのだろうか。考え過ぎて、少しネガティヴになっていたと思う。イベント二日前かなんかに「チケットソールドアウト」という知らせを聞いた。それまでとはうって変わって、一瞬にしてすべてが吹っ切れた。ありがたい気持ちと嬉しい気持ちが混在して、今度は冷静を保つことに意識を変えるのに必死になった。もっと自分に自信を持とうと思う。ライブ当日は、マナミと羽田空港で合流して二人で広島へ向かった。カフェでチルしたり、お好み焼きを食べに行ったり、二人でスタジオに入って曲を作ったり。たくさんの良き時間を過ごした。ライブは一曲目を演奏したところで「今日は良い夜になる」とすぐに確信できた。お客さんのあたたかいバイブスと優しさがフロアから滲み出ていて、ステージからの眺めも最高そのものだった。「夕べの雨が嘘みたいねとShe said…晴れてなにより」と、”Sunny”を表すフレーズでライブがスタートすると、自然とお客さんも声を重ねてくれた。この曲をみんなが熱唱してくれたことが個人的に一番嬉しかった。お客さんの声や揺れのおかげで、僕らは安定した音の上を最後まで泳ぎ切ることができた。正直、訪れる機会の少ない広島という街で、こんなに一夜を共鳴できることに、この上ない幸せを感じている。アンコールでは機材トラブルにあい、無音状態が続いた。マナミが「ベース弾いていいっすか?」とステージに上がってくれ、徐々にメンバーもステージに上がり、久しぶりにフリースタイルもできた。こういう予定調和ではない、トラブルからのフリースタイルは大好きだ。お客さんもそれを楽しんでくれたと思う。また必ず来ますね。ありがとう広島ONDO!